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アンプを作りたい、
回路を決めた、
部品も決まった、
デザイン決めた
シャーシの加工ってどのようにやるのだろう
材料は、鉄、ステンレス?
塗装は、スプレー?ペンキをぬるの?
穴加工は、太いドリルを買うの?
自分で行うにはいろいろな工具を揃えて
加工方法を少しづつ習得して始めます。
もう一つの方法として
業者に依頼する方法があります。
ぼくが依頼している業者さんと
方法をブログで紹介します。
目次
シャーシの材料
材料は、自作アンプとして使う場合はアルミを使うケースが多いです。
加工性が高く材料費は鉄の方が安いですが、流通や加工性から
アルミがほとんどです。
板厚は、個人で加工するのであれば1.2mmから2.0mmになります。
マニアの中には3.0mmを選択する方もいます。2.0mmでも
根気のいる作業ですので簡単ではありません。
ぼくは1.5mmがメインで、大きなトランスを使うときには
2.0mmを使うようにしています。
特注の場合には、ステンレスもあります。
ステンレスはほぼ、素人では加工ができないので
後から追加加工を行いたくてもできません。
オーダー前にしっかりと確認する必要があります。
発注の順序
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- 仕様を決め図面を作る
- 見積もりを依頼する
- 内容を確認
- 発注、納品
流れはこのようになります。
仕様を決め図面作成
仕様は主に材料と板の厚さ
それからカラーリングです。
例えば、
アルミニウムで厚さ1.5mmという指示です。
それ以外に、四隅は溶接して欲しいとか、
つなぎ目はパテで埋めるなどを決めます。
カラーについては、希望のカラーがあれば
カラーコードを伝えると良いです。
カラーコードというのは
色を数字かし
どこでも同じ色が手に入るようにしたものです。
ネットで注文を受け付けているところに
詳しい説明が書いてある場合もあります。
図面の作成方法を、
ここで説明すると膨大な量になりますので
省略します。
簡単には、どのような作業を業者さんに
してもらいたいのかを形に表したのが
図面になります。
図面の例をしまします。
解像度を落としていますので
寸法は見えませんが
穴の大きさや開ける位置などを
指示したものです。
見様見真似でも、
アンプのシャーシであれば
作成できると思います。
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見積もり依頼
作成した図面と決めた仕様をメールで
業者に伝えます。欲しい数量も併せて連絡します。
納入先も伝えた方がいいです。
遠地であれば送料が多くかかりますので
事前に伝えるといいです。
見積もり金額の確認
見積書が届きましたら条件をよく確認してください。
板の厚さ、材質、カラー納期など
業者さんからは専門用語で届きますので
不明な点があれば発注前に認識を併せます。
現品確認
注文した物が届いたら内容物を確認してください。
自分が作成した図面を広げ指定した内容で
加工されているのかをチェックします。
金銭の支払いがあるとしても
マナーとして、クレームは1週間までが
期限と考えています。
まとめ
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ブログでは、ぼくがシャーシを頼む際の流れと注意している点を紹介しました。
ぼくが使っているのは奥澤というお店になります。以前は秋葉原にショールームがありましたが現在は荒川というところに工場があるだけとなっています。
上の写真は奥澤さんに注文したカスタムシャーシになります。
奥澤 http://www.case-okuzawa.co.jp/
少しだけぼくの考えを
金銭の支払いはありますが、少量のカスタムメイドを受けていただける業者さんはほとんどありません。
やりとりは、お店を思いやり優しく対応をお願いいたします。
昨今、社会的風潮かSNSの影響か人に厳しい方が多くいらっしゃいます。自分の考えを100%伝えそれ通りに世の中を動かすのは不可能です。おおらかな気持ちでオーディオや自作真空管の世界が続くようにみんなで楽しめたらと思います。
最後までご覧いただきありがとうございます。