- モノラルは音が悪い
- 空間表現力がプアだ
- 過去の産物に戻るなんて原始的だ
原始的な音に戻って、
そこの時代のオーディオマニアは何に心をひかれたのか
過去を知ることで見えてくるオーディオと向き合いを考えました
モノラルと向き合った結果は。。。
でもその前に、ステモノ合成方法を紹介ます。
実はここが大切でやり方を間違うと、大切な音楽性がなくなってしまうのです。
目次
どうやってモノラルに合成するのか。
左右の信号線をくっつければそれでモノラルになります。
ぼくは、そう考えていました。
しかし実際にやってみると
(簡単にやると機械が壊れる場合もありますので、注意してください。)
- 音にならない
- 低音が出てこない
- 音がスカスカ
- ボリュームが上がらない
電車の音漏れで聞こえる
シャカシャカ音になってました。
そこで
諸先輩にお伺いした方法を3つ紹介します。
抵抗合成方法
左と右の信号を接続する前に抵抗を入れる方法です。
信号レベルは下がりますがきれいに音が合成されます。
なぜ抵抗を入れるのか
左と右をショートさせることは、
アンプの設計時に想定されていません。
そのため破損する場合もあります。
抵抗が入ることで
ショートにはならないので
破損も防げます。
真空管のプリアンプの信号を合成するのであれば
20kから50kくらいの抵抗を合成する前に
直列に入れたら良さそうです。
トランス結合
ぼくが使っているのはこの方法です。
リピーティングコイルとアウトプットトランス
合成するには2つのやり方があります。
それぞれのやり方は
アウトプットトランスで信号を合成
- トランスのマイナスがアースに落ちていない
- NFBをかけていない(No−NFBアンプ)
- トランスの2次側を直列にする
このような条件と方法で行います。
最初は半信半疑でしたが、うまく合成でき
音を聞いている限りでは違和感がありません。
それまでにステレオで音を聞いていて
突然モノラルに変更したので
違和感がありますw
見事にステレオ音源がモノとして
再生されます。
リピーティングコイルを使った方法
これは管球王国に掲載されていますので
詳しくはそちらを参考していただきたいのですが
アウトプットで合成するのと同じです。
リピーティングコイルの2次側をシリーズ接続することで
合成できます。この方法で合成すれば、
パワーアンプが合成できない構成でも
ステレオからモノラルに変換した音を楽しめます。
まとめ
音楽から受け取るエネルギーに関してステレオとモノラルで勝敗はありません。しいていうのであれば、空間表現というものを気にせず、セッティングのシビアさなどから解放されテクニックによる戦いから離れられる世界がモノです。
しかし、
オーディオの楽しみはそこにもあります。セッティング、バランス、ルームチューニングそこを横に置いておけるほどに音楽に純粋に愛があるのか
これは、機械を愛し音楽に希望を託した物の悲しい思いがあります。答えをここで出す必要もなく、早い結論になりますが、その時々の気持ちの良いことをしたらいいと思っています。
それは
このブログの写真のように、和洋一つに拘らず時々の楽しみ方を身に付けるのがよろしいのかと思います。
今回のブログはぼくへの備忘録も込めてアップロードさせてもらいました。
もし興味をもたれた方がありましたらコメントまでご記載ください。頭の中の情報をもっと詳しくお伝えいたします。