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【真空管アンプの作り方】ラインアンプの構想

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UTCライントランス

真空管ラインアンプを新しくしたいと思っていて、どのように製作をするのか構想を立てています。

真空管ラインアンプの再構築

今まで使っていた、プリアンプの調子が悪くなってきました。修理もしたいのですが思い切って新しく作るのもありだと思ってます。

以前まで使っていたのは、MMレベルのイコライザーにバッファー回路、ボリューム、チャンネル切り替えがついていました。

イコライザー段が12AX7でバッファー段が12AU7という構成になっています。すこしイコライジングのカーブ設定があまく高域が強めに出てしまってます。

そんな経緯からもアンプを新しく作りたいとしばらく前から思っていたこともあります。

新しいアンプについて

ぼくの場合は、仕様とか決めないで音のよさそうなパーツや面白そうな回路の情報を収集したら、自分ならどんな形でつくるかと頭の中にイメージを作っています。

例えば、

Western Electric(ウエスタンエレクトリック)のxxという真空管を入手した!!

RCAのトランスが見つかった!!

業務用のよいアッテネータを入手できた!!

などなど

アンプの設計は

そうして、アンプの大きさや、不足していた機能、大雑把な予算をだんだんクリアにしてます。

機能というのは、入力のチャンネル数、レコード用イコライザー、出力の数、インピーダンス、ボリュームなどです。

今回の動機

今回真空管ラインアンプの構想を立てているのは

気になるパーツがあるからです。それは最近入手したものではなくて、以前から譲っていただいた真空管用のラインアウトトランスです。

具体的にはUTCのシングルラインアウトで、2.5k~5k程度の内部インピーダンスの真空管と合わせて使うトランスです。

丸型のトランスケースで、しっかりとはんだでシールドがされているすばらしい作りのトランスです。

ちなみに、インピーダンスをぼやっとした書き方をしたのは、トランスに仕様が書いてないために詳細仕様がわからないのです(笑)

頂いた方からの話では5k~10kくらいのインピーダンスで、6V6や6F6などをつかった軍用の真空管式モニターアンプに採用されてパーツとのこと

業務用のアンプの場合、たぶんこの部品が使われていたのは軍事用の据え置きの無線機ではなかったかということです。

仕様が良くわからなくてアンプをくみ上げるときには、後で改造ができるようにゆとりを持たせたり特殊なことをしないようにします

真空管の候補としては、

  • 6V6 3結
  • 12AU7 / 6SN7系
  • 6AH4

このような球になります。

どの球でもまだ使っていない球が押し入れの中にねむってますw

6V6で作ると、そこそこいいと音につくれる予感がします。なぜなら、6V6は音がいいのです。それと、トランスが6V6と組み合わせる前提で作られているからです。

12AU7は、なんとなく失敗をするような気がします。線が細い音になりそうです。

6AH4が未知で、使ったことがありませんがこれまた頂き物のよい球があるので組み立ててみたいと思っていました。6AH4事態はテレビで使用された球ですが真空管アンプの作例もたくさんあるので期待ができると思っています。

回路構成は

6V6と6AH7なら前段を一段でゲイン(回路全体の増幅度)が高くなってしまう可能性があります。

12AU7系なら単管でよさそうです。

主役は

真空管とトランスを、大雑把に決めて、それに必要な電源を考えたりします。あまりにもコストがかかるな~なんて思うと途中でやめてしまったり、他のことをすることもたくさんありますw

今日はこのぐらいにして、続きは別のブログに書いてみます。


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