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【真空管アンプ】お店で聞けない素朴な疑問

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真空管アンプに興味がある
疑問をどこに聞いたらのよいかわからない

そんな悩みについてブログにします。

これのブログを執筆する動機は、

ぼくが真空管アンプを興味を持ち始めた時に感じた疑問があり、それをまとめておこうと思ったためです。

なぜ真空管アンプにはいくつもの真空管が立っているのか?

真空管アンプになぜ真空管がたくさん使われている理由をご存じですか。

見た目のデザインのためでしょうか。
それともなにか電気的な役割があるのでしょうか。

私がはじめて真空管アンプを見た時の疑問は、
なんでたくさんの真空管がアンプに立っているのか
という疑問をもちました。

疑問の答えを具体例で答えます。

具体例

トライオード製のKT88プッシュプルアンプを例に説明をします。

写真を見ると全部で7本の真空管が使われています。

手前にちいさい真空管3本あり、奥に大きな真空管が4本使われています。

小さい真空管

この真空管は、電圧増幅管といわれている真空管です。人によってはプリ管とかドライバー管あとは前段とかいろいろな言い方があります。

電圧増幅管という言い方が、真空管メーカーでも製品名として使用されていた呼び名になります。

CDプレイヤーやDAP(デジタルオーディオプレイヤー)などから入ってきた小さな信号を大きな信号に変える役割をしています。

小さな真空管によって大きくなった信号ではまだスピーカーを鳴らすためのエネルギーがまだありません。

大きな真空管

大きな真空管は、出力管やパワー管という呼ばれ方をしています。

写真のアンプの出力管はKT-88という真空管です。

大きな真空管も電圧増幅管から入ってきた信号を大きくする役割をもっています。

どちらも電気を増幅する機能としては同じです。
ただアンプのなかでの役割がちがいます。

電気のおはなし

すこし電気のおはなしになりますが、電気では説明がむずかしくなるので川の流れに置き換えて説明をします。

ちいさな真空管の電圧増幅管では、緩やかな流れを急な流れに変えることができます。

ただし、一度に変えられる水の量がすくないです。

大きな真空管、出力管については、変えられる水の量がたくさんかえられます。

ただし、小さな真空管ほど変える前と変えた後の勢いに差がありません。

水が電気だと思ってください。

出力管はスピーカーを動かすためのたくさんの水を動かすことができる真空管ということになります。

別々にする意味は

小は大をかねず、大は小をかねないのです。

車のギヤとおなじでローギアーは低速、ハイギアーは高速でというように電圧増幅管と出力管ではそれぞれ役割があります。

まとめ


電圧増幅管と出力管の違いについてブログにしましたがいかがでしたでしょうか。

真空管アンプにいろいろな種類の球が立っているのはデザインだけではなく、実際には電気的な意味があります。

真空管アンプについて知りたいことがありましたら、コメント欄までぜひご記入ください。

Youtube

真空管アンプのYoutubeをはじめました。是非動画もご覧ください。


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