「MJの筆者が使っているかっこいい真空管アンプシャーシはどこで買えるの?」
「佐久間駿さんみたいな真空管アンプ用シャーシが欲しい。」
ネットサーフィンをしても見つけにくい。それでも、何件かよい管球アンプ用シャーシやケースを提供しているお店やメーカーがあります。
このブログでは、ネットで管球アンプ向けシャーシを購入できるショップをまとめました。
目次
真空管アンプむきシャーシとは?
球アンプでは、真空管を箱の上に並べる独特のデザインから汎用のアルミボックスでは流用が難しいことがあります。
昔ながらの、弁当箱形状(四角の箱で一か所の面が空いている形状、写真参照)が部品の取り付け、デザイン、音的また強度にもすぐれた形状です。
調べてみると格安で提供をしていただけるお店から、サイドに木材を使用しこだわりのデザインまでいろいろな製品が見つかりました。
タカチ工業の管球アンプ専用シャーシ
秋葉原でBOXを探すとほとんどタカチ工業製です。
2005年ごろまで鈴蘭堂という真空管アンプ用のシャーシを販売しているところがあり、SLシリーズというヒット商品がありました。引き継ぎ販売されています。現在はSRDSLシリーズとなりました。
加工サービスも行っており、面倒な穴加工を依頼することができます。
リンク: https://www.takachi-el.co.jp/products/SRDSL
オーディオウィンズ
静岡県浜松市の自作パーツショップ。無線と実験誌に広告を掲載されていて、サイドに木製パネル付の真空管アンプシャーシを販売されています。
注目は、シャーシの穴あけを依頼できます。MJ誌の広告を見る限りでは5000円から9000円ですので良心的な価格だと思います。
リンク: https://audiowinds.co.jp/
奥澤
2018年ごろまでは秋葉原ラジオセンターにショールーム兼直売店があったシャーシ専門店で現在はネット専業。
弁当箱スタイルのアルミシャーシを数多くそろえています。大小いろいろあり、補強パーツなどもそろえていますのでシャーシのことであればこの一店舗ですべてそろいます。
また3回ほど穴あけ済シャーシを依頼したことがあり一品ものでしたが安価に提供していただきました。ハンマートーン(リンク)という特殊な塗装対応をしていただいたこともあります。
リンク: http://www.case-okuzawa.co.jp/gallery/original/aluminum/
ゼネラルトランス
2019年ごろから廃業したノグチトランスの事業を引き継いで販売されているお店。東京秋葉原のラジオでパートの地下で営業をされています。営業時間が限られていますのでお店に行かれる際にはホームページをチェックしてください。
リンク: https://www.gtrans.co.jp/SHOP/266994/list.html
小坂井電子
管球アンプ、管球アンプキットおよびパーツの専門店。昔ながらのフラットな天板のシャーシを販売している。名古屋市大須にリアル店舗があります。
リンク: http://www.tubeworks.jp/parts/parts_sc.html
春日無線変圧器
真空管アンプ用トランスの専門店。トランス以外にシャーシ、コンデンサ、真空管、ソケットを取り扱っている。店舗にシャーシは置いていないけれど、同じシャーシをつかったアンプが並んでいるので仕上がりの確認の参考になります。
リンク: http://www.e-kasuga.net/goods.asp?id=1614
クラシックコンポーネンツ
真空管販売がメインですが、加工済シャーシの販売もされています。WEBページには載っていないので電話や店頭で確認が必要です。
ブログのリンク: https://chichiblog.fun/?p=318
サンオーディオ
タムラトランスを使用した真空管アンプの完成品とキットがメイン。タムラトランスの販売や、タムラトランスが取り付け可能な加工済シャーシの販売も行っています。
リンク: https://www2.big.or.jp/~sunaudio/
三栄電波
便利な加工済シャーシを取り扱っています。ISO・橋本の主力トランスが実装できさまざまな回路に応用が可能なシャーシです。
リンク: http://www.san-ei-denpa.com/toriatukai/explain/kit06/index.html
板曲げ.com
金属(鉄やアルミニウム)加工のオンライン専門店。ホームページに球アンプの加工事例などをみるときれいな作業のようにみえる。
リンク: https://www.itamage.com/case/kojin/entry.html?eid=326
中国製シャーシ
ヤフーオークションやアリババで購入可能な中国製シャーシ。日本製とはことなるデザインで独自のアンプが作れると思います。
色々な選択肢から選んでオリジナル真空管アンプを作成
まとめサイトをつくるためネットサーフィンをしてたくさんのお店があることがわかりました。
シャーシの加工は大変な作業です。それでも丁寧に作業すると完成した真空管アンプへの思い入れも違ったものになります。
拘りのシャーシによりつくった真空管アンプはオンリーワンのアンプです。シャーシキットを使うもよし、穴あけをひとつづつするのもいいと思います。
自作の道をはじめてどこにもない自分だけのマイアンプを作りをお勧めします。