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45シングルアンプの製作(12AU7-12AU7-45シングル)

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ぼくが以前制作した直熱3極管のシングルアンプをブログにします。実は、そろそろ改造して他の球を聞こうと思っていました。

せっかく作ったので改造をする前にブログにして記録をまとめます。

製作の意図

Enrique MeseguerによるPixabayからの画像 

アンプを作るときは何か動機がありまして、一番最初は妙に良い音を聞いてしまったとか、音楽に感動した、そういうインパクトのあるものでした。

アンプ製作も2台目、3台目もっとも、30台目くらいですので音以外にも動機が生まれてきます。

ちなみに

このアンプでは、45を聞きたいという単純な動機でした。

この真空管を聞いてみたいというのはオーディオ愛好家の方からすると信じがたいかもしれませんが、球に惚れた身ではいくらかあると思います。

回路

回路図を次に示します。複雑なことはなく 1/2 12AU7-1/2 12AU7-45というオール3極管構成になっています。

初段・2段目

12AU7はローミュー(Low-μ)の双三極菅で、いろいろなメーカーで作られてきた真空管です。

いまもたくさんのアンプで使われているオーディオ用(音声増幅用)に設計された真空管です。

初段と2段目は直結回路にすることで間にコンデンサーがなく低域特性や回路の安定性が向上しています。

この回路ではNFBがありませんので、コンデンサーをいれて2段目の実行プレート電圧を高くして増幅度や出力電圧が高くなるようにすること、また音質の面でも違った側面を出てきます。

出力段

出力段は、こだわりはありませんがプレート電圧が高めになりました。使用した電源トランスの影響です。個人的に真空管は10%程度オーバーして使用をしても影響はないと考えています。

出力トランス

ゼネラルエレクトリックの7Wのユニバーサルタイプをつかいました。予算があればもう少し大きなトランスを使いたかったです。

45の魅力を活かすには、おおきなサイズのトランスがいいと思います。

改造案

rihaijによるPixabayからの画像 

改造はいくつか候補があります。

小さな変更を楽しむ

最初に、実行したいのがNFB化です。音を聞いていて思うのですが、エネルギー感というかレンジ感がうすいのです。

周波数特性や、ダンピングファクターが変わることで音への影響がきになります。

1つは、ドライバー段の変更です。

45の時代ではまだまだトランスドライブがおおかったのでインターステージトランスを加えて45が生まれた時代背景に合わせたものを聞いてみることです。

もうひとつは、パワー管の変更です。

回路図を見ると電源トランスにタップがたくさんでていることがわかります。パワー管を変更してみることも考えられます。

ほとんど備忘録ですけど、次の改造へのメモとしてブログを書き来ました。実行した際にはYoutubeかブログにしたいと思います。

最後までお付き合いありがとうございます。


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