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真空管アンプビルダーの空気録音方法

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PexelsによるPixabayからの画像

こんにちは、純一です。最近は、Youtubeでもオーディオのことを発信しています。

ところで、こんな質問がありました。

  • SNSやインターネットでオーディオの再生音を公開している方がいるけど、どうやったらきれいな音質で録音できるの?
  • どんな機材を用意したら空気録音はうまくできるの?

マイクを使ったオーディオシステムの空気録音は、ルームチューニングまで行っていないと音が響きすぎたりしてきれいな音がとれません。

アンプビルダーの希望は、こんな感じです。

・製作したアンプの音を正確に発信したい。
・球の種類や回路方式の微妙な差を録りたい。
・真空管アンプらしい厚みのある音をのこしたい。

どうやって録るのか、記事にします。

必要な機材

Thorsten FrenzelによるPixabayからの画像

まず、パワーアンプを録るために必要な機材を紹介します。

マイクまたはライン入力のある次の機器

  • パソコン
  • スマホ
  • デジタルカメラ
  • ビデオカメラ

または

  • ADコンバーター

それと

  • 機器とスピーカー端子を接続するケーブル

実は、これだけでできてしまいます。

準備、その1

ぼくの場合ですが、カメラはZoom社のQ2nという演奏撮影に特化したカメラを使っています。

カメラに立派なマイクが付属しています。

このマイクを使うのではなく、ぼくのやり方はマイク入力に音声信号をいれます。音声信号は、パワーアンプのスピーカー端子から取ります。

Zoom Q2nの特長は、

  • ハイレゾ録音
  • 4K対応
  • 小型
  • 超広角対応
  • マイクロSD対応

ショッピングサイトも参照してみてください。

準備、その2

マイク入力端子とスピーカー端子を接続するケーブルを用意します。

簡単な方法は

  1. 100均で、ミニプラグからRCAへの変換コードを購入
  2. RCA側を切りおとす
  3. 中の線を録りたいアンプの端子間につなげられるように広げる
  4. スピーカー端子に接続

リーズナブルで、はんだ付けもいりません。

準備2.5

もうひとつのほうほうは、RCAのメスコネクターを購入してきて線を2本はんだ付けします。

作った例はつぎのようになります。

このケーブルを、ミニプラグ→RCA変換ケーブルに接続してマイク入力につないでいます。

録音の設定

これで準備ができましたので、アンプとカメラを繋ぎます。

  • パワーアンプには、適当なダミー抵抗を接続されるかまたは、スピーカーを接続します。適正な負荷がないとアンプの性能が発揮できません。
  • 録画をスタートして、音楽をアンプに入力して録音レベルを調整します。
  • 事前に調整してスタートをしても良いと思いますが、ぼくは簡単にデータを消すこともできるので録画しながら調整します。
  • レベルの調整は、カメラでの調整とアンプでの調整ができます。
  • スピーカーを接続しているとあまり大きな音にはできないのでカメラ側で入力レベルが調整できると便利です。

前述のQ2nはレベル調整がついています。

最後に

Lorri LangによるPixabayからの画像

これで生成したデータをSNSにアップロードすれば、アンプの音を発信することができます。

Youtubeは、長さの制限がありません。Tweeterは1分30秒くらいまでだと思います。

お使いのSNSに合わせて動画の長さを変える必要があります。

Youtubeに、ブログで書いたやり方を説明した動画と、録音した動画をアップしています。よかったら参考にしてみてください。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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