読書のみなさま。おひさしぶりです。
今回は、過去も現在も海外製トランスが面白いというブログです。先日、ルンダールトランスというものをおはずかしながらはじめて使いました。
オーディオマニアのみなさまなら、一度や二度ならず、心震えるサウンドにであったことがあるかと思います。そんな気持ちをなんとかブログにしたいと思います。
目次
ルンダール社とは
あまり馴染みのない会社名ですが、イケアやボルボ、音楽好きならスポティファイなどと同じスウェーデンにある会社です。プロ用のトランスを販売しながら、真空管アンプ用のトランスも上市されています。
日本では、秋葉原のアムトランスが代理店で入手することができます。
ひとこというと、データが英語のままであることなどからあまり売る気がないの?と一瞬思いました。完成してしまうと、そんなことは忘れますが手を出すまでのバイヤーの気持ちを察してほしいものです。
どんな真空管アンプをつくったのか
この章はすこしマニアックな話で、アンプを買って使う方には難しいです。読み飛ばしてください。かといって作っている方にはつまらない。人のことを察してほしいと書きましたが、筆者も自己満足です。
前置きは置いて、45という直熱3極管をシングル動作でつくりました。電圧増幅は12AU7を2段として余裕のあるドライブで、低歪とワイドレンジ感がでるように工夫しました。
電源回路は、45時代のものから再設計をし現代のソースでも楽しく聞くことができるようにしています。
どのような音がするのか?
Youtubeの音を聴いてください。
自分なりの感想を書きます。まずは、全帯域および音量において音がクリアーで破綻しないことです。実はこのアンプを聴くまで気がつきませんでしたが、いままで作ったシングルアンプではこの領域までの音が出ていませんでした。十分合格点だったんです。
とうぜん、測定器ではわかりません。
音の立ち上がりが厳しく、余韻のきえかた、音の重なりオーディオにはつらいピアノをきいてもきれいな重なりや音の消え方がします。もちろん、いままでもこの体験はしましたが、下から上まで整っているので聞きやすいのです。
頭のなかを、言葉にするとこのような感じになります。
その他
当方のショップにも載せていますのであわせて参照お願いします。オリジナルのアンプ製作を頑張っています。よいパーツや、以前から温めていてつくれていない回路などありましたらご相談ください。
Kubota Audio Labホームページ