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ラインアンプ(真空管アンプで)の考察。ラインアンプを使うメリット、回路は?

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ラインアンプを使うとどのような効果が考えられるでしょうか。
真空管のラインアンプの回路構成は?
数日自分の中で考えたことをブログに残します。

ラインアンプによって得られる効果

ラインアンプにトーンコントロールが付属していれば、
部屋の響きに合わせて低域や高域を好みに合わせて
調整することもできます。

左右レベル調整ができればさらに細かい音質調整ができます。

好きな曲をより好みな音で聴きたい

というマニアの心には、トーンコントロールよりも
ラインアンプが入ることで音の変化が出ることが
大きなメリットではないでしょうか。

音の表現を言葉にするのは難しいのですが

音のメリハリや音楽の表現があるとなしでは
大きく違うように感じます。

パワーアンプドライブするためのアンプ
ラインアンプ。そのようなイメージで僕は考えています。

ラインアンプの回路は

カソード接地回路

グリッドに信号を入力してプレートに入れた抵抗から
電気を取り出す回路

基本的には低ミュー管を使うものだと思いますが
一番シンプルで自作するには失敗がない方法

欠点は増幅度が高くなってしまいアンプとしては使いにくい。
プレートからグリッドに帰還をかけて増幅度を調整するなど工夫が必要

信号の位相が反転してしまいます。

カソードフォロワー型

CDからの信号でカソードフォロワーはできないので
2段の回路になる。

メリットは出力インピーダンスが低い
カソード接地と同じでゲインが高くなります

フィードバックをかけないと
使いにくいアンプになりますし
ノイズが発生しやすくなったりします

うまく作ると600Ωで2V出力を取れるくらいまで
インピーダンスを下げることもできるそうです。

一度試しに作ったアンプでは音が痩せてしまいました。

SRPP

SRPP回路の説明は、WEBにたくさん出ているので
他を参照して欲しい

感想としては、歪感の少ない音です。
カソード接地に音の面白さを感じました。

長期使用しなかったのであまり良い印象では
なかったんだと思います。

トランスだけ

トランスだけを、
CDとパワーアンプの間に入れる方法があります

メーカーにより結果はいろいろですが
好きなCDを好きな音で聴く目的には
良い結果が得られることがありました。

今後試してみたい方法

今考えているのは組み合わせ技です。
カソード接地とトランスは過去からある方法です。
SRPPとトランスが面白そうです。

最近

電源の引き回しを工夫するようにして
パワーアンプを組んでいます

電源の引き回しをラインアンプにも
取り入れてシンプルで安定したアンプを
組んでみたいと思います。

作って楽しむ真空管オーディオアンプ

  • 作者:MJ無線と実験編集部
  • 出版社:誠文堂新光社
  • 発売日: 2013年09月20日頃

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