Kenyon S11104ステップアップトランスの試聴レポート
2024年1月2日、ケニヨンのステップアップトランス「S11104」を試聴する機会を得た。同製品は、オーディオファンの間でも高い評価を得ている人気モデルだ。
試聴には、アンプとして真空管アンプ「245シングルアンプ」、スピーカーとしてJBL「メトロゴン」を使用した。
まずは、通常の使用している国産某社のトランスとS11104を聴き比べてみた。比較をすると通常のトランスでは、音が少しシャープで、余韻が感じられなかった。一方、S11104では、音に厚みと余韻が加わり、より音楽的に聴こえた。
特に、ボーカルの声や弦楽器の音色が、とても美しく聴こえた。ボーカルの声は、艶やかで、感情が伝わってくるような表現力があった。弦楽器の音色は、豊かな響きと、切なく美しい余韻が印象的だった。
また、低音域も力強く、しっかりとした音圧感があった。ロックやクラシックなど、低音が重要なジャンルでも、十分に楽しめると感じた。
総じて、S11104は、音に厚みと余韻を加え、より音楽的に聴かせる、優れたステップアップトランスだと感じた。
音質の特徴
S11104の音質の特徴は、以下の3つが挙げられる。
- 気持ちの良い余韻
- 太く力強い低音
- 豊かな響き
特に、余韻の表現は、S11104の大きな魅力だ。ボーカルの声や弦楽器の音色が、自然と伸びやかに響き、音楽をより楽しく聴かせてくれる。
また、低音域もしっかりとした音圧感があり、ロックやクラシックなど、低音が重要なジャンルでも、十分に楽しめる。